米国の対日防衛 2011-3-4
米国の日本防衛1:強大化する中国軍の下、日米関係はどう変わる。一つは日米共同で中国に対応。これは多くの人の思っている路線。今一つは米国撤退。理論的には充分ありうる選択。フォーリン・アフェアズー誌3/4月号GLASER論文この点言及。注目される。(1)中国勃興は21世紀の最大事件
posted at 08:11:40
米国の日本防衛2:〈2〉対応は楽観的リベラルと悲観的リアリストで分かれる、(3)リベラルは現体制組み込みに米中共に利益感じ実現可能、リアリストは米中いずれ対決と判断、(4)危険は米中より、北東アジアの2義的重要性しかもたない紛争から、(5)対立構造の中、敵対国が安定なら
posted at 08:17:17
米国の日本防衛3:自分自身もより安定へ。敵対国が不安定なら、この国をより脅迫的政策へ追いやる、よって緊張高まる(5)米中関係で見れば基本構図は良好。米中双方、相手に脅威を与えることなく自己の重要利益達成可能、(6)米国、米国への中国核攻撃に対する十分な抑止力保持、米中の間に太平洋
posted at 08:19:57
米国の対日防衛4:中国軍米大陸攻撃なし。中国も同様。早晩、核分野で中国、抑止力保持。米軍の中国大陸侵攻の可能性小 (7)問題は日本、朝鮮半島。太平洋での同盟が米国の安全にどれ だけ重要かの問題あり、(8)中国勃興は太平洋での同盟の利益とコストの論議に導く、
posted at 08:21:11
米国の対日防衛5:(9)米国自己の軍事力、地理、核で安全。一部グループは欧州、アジアとの同盟は不必要で危険であり同盟終わらすべしと主張。同盟国守ることは米国が中国と不要の緊張にと主張する。中国の勃興は米国の安全を脅かさないが、米国の同盟維持は米国の安全を脅かす結果に。
posted at 08:22:31
米国の対日防衛:GLASER論文の一部抜き出し。従って同氏の主張そのものでない。米国内では「中国台頭。この中で日本防衛のため中国と軍事的対峙はマイナス」との評価は常に存在。特にリアリストと呼ばれるグループではある種論理的必然。日本では米国必ず助ける信仰が強い中、この種論議、要参考
米国の対日支援1:理論面で米国、中国との関係で、対応は楽観的リベラルと悲観的リアリストで分かれ、対日軍事支援しない可能性指摘のGLASER論文を29日紹介。 純軍事面で米国介入が難しくなっていく点列挙(すでにツイッター済み整理)(1) 核抑止困難。中国が米国を大規模に
posted at 08:47:59
米国の対日支援2:核攻撃出来る能力有する時には、米国の「核の傘」消滅。 (2) 中国の大量の中距離・短距離弾道ミサイル、クルーズミサイルが在日米軍基地攻撃能力を有す。この防衛は基本的に極めて困難。その時米軍戦闘機無力化へ(3)中国が2025年までにステルス機能を持つ次世代
posted at 08:50:02
米国の対日支援3:戦闘機約200機を配備の可能性(日本現在ステルス戦闘機保有の計画無し) (4) 中国、対艦弾道ミサイルの配備。性能向上すれば米空母キラー。米国中国近海の配備困難に。(5)中国は8隻から10隻の原子力潜水艦と50-60隻の潜水艦(日本16隻から22隻になる見通し。
posted at 08:51:58
米国の対日支援4:日本周辺の米国潜水艦数は数隻。 現時点技術的遅れはあるもロシア協力。米国も軍事転用可能な民間協力促進。EUも協力の可能性。一気に技術開発進もう。日本人の多くは米国が日本を軍事的に助けるのは問題ないと判断。しかし中国軍事大国化する状況下、米国支援次第に困難に
posted at 08:55:53
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