7:33pm via Web
【福島第一原発】
①事故の暫定的評価が、最悪の「レベル7」と保安院から発表されましたが、これは新たな事態発生を意味しません。今までの解析結果や放射性物質測定値から逆算して事故現場の放出量を推定したもので、レベル7に「なった」のでなく「であることがわかった」のが正確なところです。
②今回の事故発生以来の放射性物質の総放出量は、現時点でチェルノブイリ事故の約10分の1。「チェルノブイリ並みの事故」とは言えません。ただ、国際原子力事故評価尺度ではレベル分けが7段階しかないため、福島も、その10倍のチェルノブイリも同じランクに入ります。
③同じレベル7でもチェルノブイリでは原子炉が爆発し、大規模な火元から多量の放射性物質が拡散。福島では、原子炉自体でなくその外での水素爆発。大規模・継続的な火元は無し。ただ、持続的な放出なので、放出が止まるまで積算量の継続的監視・計画的対応は必要です。
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この期に及んで形式的にチェルノブイリと違うと言い張るこの強弁を聞いていると沸々と怒りがこみ上げてくる。チェルノブイリ級の事故が起きているにもかかわらず、メルトダウンも格納容器破損も水素爆発もなんら被害をもたらすものでないかのように装い「ただちに健康に影響の無いレベルだ」と繰り返し繰り返し、事故レベルをあたかも被害の少なかったスリーマイルより小さいものであると国民を欺き続けるこの政府を許せない。枝野を許せない。管をゆるせない。
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