Twitterと世論
Twitterと云うツールは面白い。これまでマスコミ政治部は好きなように世論を作り上げ、政局と政策を歪めてきたがTwitterの出現によって世論誘導が自由に行えなくなってきた。Twitterにはマスコミが好む著名人もどんどん呟いていて、これまでのように電話取材と称するマスコミによる編集=つまみ食いを許さない。マスコミ受けする口ざわりのいい発言を流れのままに、実は脈絡なく行ってきたいわゆる評論家達は、Twitter上では、少しまともな著名人や一般の人の呟きに簡単に論破されてしまっている。TL上の世論はちょっぴりまともで、自分でチョイスしたTLはマスコミにより偏向された論調の影響を受けにくい。
著名人達のTwitter上の発言をマスコミは無視できなくなっている。これまでは新聞に書かれないものやテレビに映されないものは事実として人々の目には届かなかったが、編集により削り取ってきた不都合な事実がTL上には流れていて、人々にとって重要な事実がようやく少しずつ可視化されてきた。
言論上では力関係の微妙な変化が起きていて、マスコミはTwitterで流れる呟きをフォローするようになってきた。
Twitterの言論の流れは、大規模なデモと同じくらいマスコミ世論をも動かす力を持ち始めたのではないかと期待とともに感じている。
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